今日の記事、ざっくり言うと・・・

  • 今年度の新入社員に関する初任給を一般財団法人労務行政研究所が調査し、東証第1 部上場企業239 社について速報集計を公表
  • 39.7%の企業が2018 年度の初任給を「全学歴引き上げ」としている

今年度の新入社員に関する初任給を民間シンクタンクの一般財団法人労務行政研究所が調査し、東証第1 部上場企業239 社について速報集計を公表しました。

本調査結果によれば、39.7%の企業が2018 年度の初任給を「全学歴引き上げ」としており、その割合は、昨年度速報集計時の 29.4%から 10.3 ポイント上昇しています。この水準は過去10年を見ても最高水準にあると言えます。

一方「全学歴据え置き」とした企業は52.3%と過半数に上っていますが、割合は前年と比べて約8%減りました。

このように、今年度の新卒初任給については、賃上げを行った企業は前年より拡大したといえます。

初任給額は、大学卒で21 万1039 円、高校卒で16 万8048 円の水準で、同一企業で見た前年度の金額に比べ、それぞれ微増となっています。

参考リンク

2018 年度 新入社員の初任給調査(労務行政研究所HP,PDF)

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