今回の記事をざっくり言うと・・・

  • 国交省が改正労基法の成立を見越した長時間労働対策の取組みを行うことを発表

 

image147労働基準法の改正法案が閣議決定されたことを受けて、国土交通省がトラック輸送における長時間労働の抑制に向けた取組を発表しました。

改正労基法案では、長 時間労働を抑制するために、月60時間超の時間外労働に対する割増賃金率引上 げ(25%→50%)について、中小企業への適用猶予を見直し、平成31年4 月から適用することとしています。

この見直しにあたり、トラック運送事業においては、その従事者の総労働時間が長いという実態が見られるとし、さらに、長時間労働には、荷主都合による手待ち時間など、 トラック運送事業者のみの努力で改善することが困難であるという要因が背景にあるとしています。

そこで、国交省は、ロードマップを作成し、実態調査・パイロット事業・長時間労働改善ガイドラインの策定等を行う ことにより、関係者が一体となって、長時間労働の抑制とその定着を図っていくとしています。

■関連リンク

トラック輸送における長時間労働の抑制に向けた取組について(国交省HP)

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