今回の記事、ざっくり言うと・・・

  • 今年度東京都がパート、契約社員などの非正規労働者を雇用する中小企業等が、非正規労働者の処遇、教育・研修、福利厚生に係る制度を整備した場合に支給される助成金を創設した。

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世界の年金事務所からVOL004:中央年金事務所

今年度、東京都はパート、契約社員などの非正規労働者を雇用する中小企業等が、非正規労働者の処遇、教育・研修、福利厚生に係る制度を整備した場合に支給される助成金を創設しています。

今回は、その概要について取り上げましょう

本助成金を受給するためには、中小企業等が、雇用する非正規労働者の雇用環境整備のために、次の①~⑤に掲げる取組をすべて実施した場合に助成金を支給するものです。

  1. 雇用環境整備に係るニーズ調査
  2. 処遇制度の整備
  3. 教育・研修制度の整備
  4. 福利厚生制度の整備
  5. 取組結果の社内周知

本助成金の交付額は、1助成対象事業者に対し40万円です。

助成事業実施期間は、  交付決定を受けた日以降に助成事業に着手し、平成28年3月31日(木)までです。

また、本助成金の募集期間は、平成27年5月20日(水)から平成27年12月16日(水)とされています。ただし、予算の範囲を超えた場合は、募集期間内であっても、受付は終了されますので、申請は早めに行うとよいでしょう。

 

■関連リンク

東京都非正規労働者処遇改善促進助成金ついて (東京都HP)

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