今回の記事、ざっくり言うと・・・

  • 経済産業省が、企業の経営状態の把握するためのツール(道具)として、 ローカルベンチマークの診断ツールを公開した

 

image201

経済産業省が、企業の経営状態の把握、いわゆる「健康診断」を行うツール(道具)として、 ローカルベンチマークの診断ツールを公開しました。

これは、企業の経営者等や金融機関・支援機関等が、企業の状態を把握し、双方が同じ目線で対話を行うための基本的な枠組みであり、事業性評価の「入口」として活用されることが期待されるものです。

具体的には、「参考ツール」を活用して、「財務情報」(6つの指標)と「非財務情報」(4つの視点)に関する各データを入力することにより、企業の経営状態を把握することで経営状態の変化に早めに気付き、早期の対話や支援につなげていくものです。

ここで、6つの指標とは、①売上高増加率(売上持続性)、②営業利益率(収益性)、③労働生産性(生産性)、④EBITDA有利子負債倍率(健全性)、⑤営業運転資本回転期間(効率性)、⑥自己資本比率(安全性)のこと、4つの視点とは、①経営者への着目、②関係者への着目、③事業への着目、④内部管理体制への着目をいいます。

非財務情報の中には、「従業員定着率」、「組織体制」、「人事育成のやり方システム」などの人事労務に関する項目も盛り込まれています。

関連リンク

ローカルベンチマーク(通称:ロカベン)(経済産業省HP)

MORI社会保険労務士・行政書士事務所(千葉県千葉市)では、日々生じる従業員に関する問題やちょっとした労働法に関する疑問、他社事例について、気軽に電話やメールで相談できる「労務相談」業務の依頼を受託しています。もちろん人事労務に関するご相談、給与計算(年末調整)、労働・社会保険、就業規則、各種許認可業務等も対応します。

toiawase