JILPTが多様な選考・採用機会の拡大に向けた検討会の報告書を公表


今日の記事、ざっくり言うと・・・

  • JILPTが開催する「多様な選考・採用機会の拡大に向けた検討会」が報告書が公表
  • 報告書は、新卒採用における地域限定正社員と中高年齢者の転職・再就職に重点を置いて検討し、企業、労働者及び国それぞれが、多様な選考・採用機会の拡大のため、講ずることが望ましい取組について整理したもの

写真は記事の内容は関係ありません。

JILPT(独立行政法人労働政策研究・研修機構)が開催する「多様な選考・採用機会の拡大に向けた検討会」が、特に課題となっている新卒採用における地域限定正社員と中高年齢者の転職・再就職に重点を置いて検討し、企業、労働者及び国それぞれが、多様な選考・採用機会の拡大のため、講ずることが望ましい取組について整理した報告書が公表されました。

その内容をみると、まず新規大卒採用については、全国・海外展開している企業では地域限定正社員の割合は4%となっていること等、多様な働き方に関する希望が叶いにくい実態があることが指摘されています。地域限定正社員は家庭の事情で転勤が難しい社員の就労支援のための施策として注目されるようになったという経緯を踏まえると、幹部候補生の採用という新規大卒採用の場面にはなじまないのかもしれません。

しかし、報告書では、多様な選考・採用機会の拡大に向けて望まれる取組として、新卒採用において、新卒者等の中長期的なキャリア形成が可能な地域拠点を有する場合に、当該地域に限定して働ける勤務制度を導入するなど、新卒者等が希望する地域で将来のキャリア展望が描ける募集・採用の仕組みを積極的に検討することなどを挙げています。

また、中途採用においては、必要とする専門性や職業能力の水準、範囲等を明確に整理し募集・採用を行う。また、転職者と企業のミスマッチ防止の観点から、賃金等の労働条件や職務内容に限らず、期待する役割や人柄、職場情報、企業文化等の提供に積極的に取り組むことなどが挙げられています。

この点は重要な指摘ではないでしょうか。面接も相手の審査という側面とともに、会社が求める働き方や価値観などのすり合わせを行うことによって、会社と求職者の双方にとって有益な面接の場とすることが求められているというわけです。

参考リンク

「多様な選考・採用機会の拡大に向けた検討会」報告書(JILPTHP,PDF)

 

 

MORI社労士・行政書士事務所

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