第121回全国健康保険協会運営委員会が開催され、その資料の中で、令和５年度の保険料率案が示されました。

南関東の都県の保険料率は以下の通りです。

埼　玉　9.82（R４年度は9.71）＋0.11
千　葉　9.87（同9.76）＋0.11
東　京　10.00（同9.81）＋0.19
神奈川　10.02（同9.85）＋0.17

このように、南関東では軒並み保険料率の引き上げとなる見込みです。ちなみに、引上げは全国的な傾向ではなく、むしろ前年比では下がっている道府県が多いです。

介護保険の保険料率については、令和４年度末に見込まれる不足分（２１７億円）も含め、単年度で収支が均衡するよう1.82％（４月納付分から変更）とする案が示されました（令和４年度は1.64％）。

新保険料率は３月分（４月納付分）から適用されます。給与計算などで、変更のタイミングに注意するようにしてください。

参考リンク

第121回全国健康保険協会運営委員会資料（全国健康保険協会HP)