世界のハローワークからVOL007:ハローワーク墨田

厚生労働省が令和3年「雇用動向調査」の調査結果を公表しました。「雇用動向調査」は、全国の主要産業の事業所における入職者数・離職者数、入職者・離職者の性・年齢階級、離職理由等の状況を明らかにすることを目的に、上半期と下半期の年2回実施しており、今回の結果は、この2回の調査結果を合算し年計として取りまとめたものです。今回は、その概要についてみていくことにしましょう。

令和3年の入職率は14.0%となり、前年と比べて0.1ポイント上昇しました。また、離職率は13.9%で前年と比べて0.3ポイント低下しました。この結果、入職超過率 0.1ポイント(入職超過)となりました。

次に、就業形態別入職率及び離職率をみると、一般労働者では入職率10.9%、離職率11.1%となり、前年と比べて入職率0.2ポイント上昇、離職率0.4ポイント上昇となりました。また、パートタイム労働者では、入職率22.0%、離職率21.3%となり、前年と比べて入職率0.2ポイント低下、離職率2.0ポイント低下となりました。

産業別の入職率・離職率についてみると、「生活関連サービス業,娯楽業」では入職率28.6%、離職率22.3%で入職超過(前年と比べて入職率12.8ポイント上昇、離職率3.9ポイント上昇)となった一方、「宿泊業,飲食サービス業」では入職率23.8% 離職率25.6%で離職超過(前年と比べて入職率2.5ポイント低下、離職率1.3ポイント低下)となりました。

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参考リンク

令和3年雇用動向調査結果の概要(厚生労働省HP)