image003平成25年千葉県の労働災害発生状況(速報)が公表されました。平成25年の労災発生件数は4,636人と前年比3.1%の減となりました。

業種別にみると、製造業では食料品製造業が348件と最も多く、建設業では建築工事業が336件、運輸貨物取扱業では陸上貨物取扱業が734件、その他の事業では卸・小売業で601件、社会福祉施設で283件と多くなっています。

今後これらの業種の事業場については、労基署による監督指導が行われる可能性がありますので、注意が必要です。また、第12次労働災害防止計画においては、全体に占める割合が高まっている第三次産業に焦点を当て、特に災害の多い「小売業」「社会福祉施設」「飲食店」に対する集中的取組を実施するとしていますので、小規模の事業場でも、これらの事業を営んでいる場合には、関連リンク先の行政のパンフレット等も参考にして、自社の労災防止について検討してみてはいかがでしょうか。

■関連リンク 平成25年千葉県の労働災害発生状況(千葉労働局HP) 小売業、社会福祉施設における危険の「見える化」ツール(厚生労働省HP) 飲食店を経営する皆さまへ 労働災害防止のためのポイント (厚生労働省HP)