今回の記事、ざっくり言うと・・・

  • 厚生労働省が平成28年の民間主要企業の年末一時金妥結状況の集計結果がとりまとめ、公表
  • 平均妥結額は830,609円で、平成20年以来8年ぶりの高水準で、前年に比べ175円(0.02%)の増。対前年比は4年連続のプラスとなった

厚生労働省が平成28年の民間主要企業の年末一時金妥結状況の集計結果がとりまとめ、公表しました。今回の調査の集計対象は、妥結額などを継続的に把握できた、資本金10億円以上かつ従業員1,000人以上の労働組合のある企業336社です。

集計結果のポイントは次の通りです。

  •  平均妥結額は830,609円で、平成20年以来8年ぶりの高水準。
  • 前年に比べ175円(0.02%)の増。対前年比は4年連続のプラス。
  • 平均要求額は、把握できた251社でみると869,491円で、前年に比べ15,452円の減。
  • このように、前年比で見ると微増という結果となりました。なお、集計対象企業が10社以上の業種別では、特に建設業が前年比11.56%増となっており、目立った上昇を見せています。

参考リンク

平成28年 民間主要企業年末一時金妥結状況を公表します~平均妥結額は前年比0.02%増の830,609円~(厚生労働省HP)

MORI社会保険労務士・行政書士事務所(千葉県千葉市)では、日々生じる従業員に関する問題やちょっとした労働法に関する疑問、他社事例について、気軽に電話やメールで相談できる「労務相談」業務の依頼を受託しています。もちろんボーナスに関するご相談、給与計算(年末調整)、労働・社会保険、就業規則、各種許認可業務等も対応します。

toiawase