今日の記事、ざっくり言うと・・・

  • 厚生労働省は、熱中症予防を広く国民に呼びかけるため、周知依頼の事務連絡を発出
  •  「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態
  • 室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、経口補水液などを補給する

世界の労働基準監督署からVOL006:中央労働基準監督署

5月に入って、暑い日が増えてきました。これからますます暑くなれば、熱中症に注意しなければなりません。

厚生労働省も、熱中症予防を広く国民に呼びかけるため、周知依頼の事務連絡を発出しました。

 「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

熱中症の症状としては、めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違うなどがあり、重症になると、○返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱いなどがあります。

熱中症を予防するためには、室内では、

  • 扇風機やエアコンで温度を調節
  • 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
  • 室温をこまめに確認
  • WBGT値※も参考に

外出時には、

  • 日傘や帽子の着用
  • 日陰の利用、こまめな休憩
  • 天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える

ことが考えられます。

また、からだの蓄熱を避けるために、通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用すること、保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やすことが大切です。室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、経口補水液などを補給するようにしましょう。

参考リンク

熱中症予防のために(厚労省HP)

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