東京労働局管内の建設業の労働災害について、令和5年7月から同年8月初旬までの1か月あまりで熱中症や墜落等により6件の死亡災害が発生したことから、建設現場における労働災害防止対策を推進する上で特に留意すべき事項を取りまとめましたリーフレットを参考に「墜落・転落」「熱中症」災害をはじめとする労働災害の防止を呼び掛けています。
- 死亡災害を発生させない旨の決意表明と発信
- 安全衛生管理活動の活性化(下請事業者に対する指導・支援)
- 墜落・転落災害防止対策の徹底(高所作業の点検強化)
- 安全衛生教育の実施(危険意識の低下、作業の慣れから生ずる災害防止、安全衛生ルールの周知徹底と体験型教育など)
- 熱中症予防対策として暑さ指数に基づく管理及び状況に応じた休息
災害は、以下のように「基本的なルールを守っていなかったもの」や「安全性の検討を十分に行わずに作業を行った結果発生したもの」であり、「安全に対する意識」や「安全管理能力」のさらなる向上が求められます。

