東京都が緊急事態措置期間中の都内企業のテレワーク実施状況について、1月前半の調査に引き続き、1月後半の調査を報告しました。

都内企業(従業員30人以上)のテレワーク導入率は63.5%で、1月前半の前回調査(57.1%)に比べて6.4ポイント上昇しました。都の調査では、最高の導入率となり、従業員規模にかかわらず、導入が進んでいることが明らかになりましたが、緊急事態宣言発出前後で大きな違いがあるとは必ずしもないようです。

テレワークを実施した社員は、平均約5割(51.9%)と、前回(50.4%)に比べて、ほぼ横ばいでした。

また、テレワークの実施回数もほぼ横ばいですが、週3日以上の実施が、引き続き約6割を占めています。しかし、数字をよく見ると「週3日以下」の実施も約6割を占めているともいえます。

このように、テレワークの普及スピードは踊り場にきているといえます。

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参考リンク

テレワーク導入率調査結果をお知らせします!(第1594報)(東京都産業労働局HP)