エン・ジャパンが「『仕事の効率化』意識調査」を公表しました。 近年、働き方改革を推進するにあたって、生産性の向上が重要となっており、実際に働く人たちの意識がどのようなものなのか知ることができますので、今回取り上げたいと思います。

なお、本調査は、 「日本最大級の派遣のお仕事探しサイト『エン派遣』(https://haken.en-japan.com/)上で、サイト利用者を対象に「仕事の効率化」についてアンケート調査を実施。3,046名の回答を得」たものです。

はじめに、今の自分自身の仕事の効率に関しては、 「今のお仕事は効率的に働けていますか?」という質問に対しては、71%が「はい」と回答しました。その中で、効率良く仕事を進める上で大切だと思うことを質問すると、トップ3は「仕事の優先順位を明確にする」(80%)、「仕事の進め方を確認しておく」(63%)、「周囲と積極的にコミュニケーションを取る」(52%)でした。このように、仕事の優先順位を明確にしていくことが、効率的に仕事を進めるコツと考えていることがわかります。

一方で、パソコンスキルの向上やITスキルを習得することが大切だと考えている人は非常に少なかったのは、どのように読み取ればよいのでしょうか。素直にこのようなパソコン周りのスキルは仕事を効率的に進めるうえでの本質的な要素ではないと読み取ることもできますが、効率よく仕事を進めるうえでパソコン周りのスキルが必要であることも事実です。すでに効率的に仕事を進めることができている人にとっては、このようなスキルは当たり前のものととらえている可能性もあるように思われます。

筆者としては、意識調査の回答は主観的なものであることに留意する必要がありますが、仕事の効率化を図るうえで参考にしてもよいと思います。

お問い合わせはお気軽に。043-245-2288

参考リンク

「仕事の効率化」意識調査 ー『エン派遣』ユーザーアンケート ー(エン・ジャパンHP)