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厚生労働省が「毎月勤労統計調査」の令和4年分結果確報を公開しました。今回は、この調査の概要をみることにしましょう。

本調査によれば、現金給与総額は325,817円(前年比2.0%増)、うち一般労働者が429,051円(同2.3%増)、パートタイム労働者が102,078円(同2.6%増)となり、一般・パートともに2%超の増加となりました。なお、一般労働者の所定内給与は318,846円(1.3%増)、パートタイム労働者の時間当たり給与は 1,242円(1.6%増)でした。したがって、給与総額の上昇は、固定給だけでなく、残業代の増加によるものと考えられます。実際、就業形態計の所定外労働時間は10.1時間(4.6%増)となったことが、裏付けになります。

なお、パートタイム労働者比率が31.60%(0.32ポイント上昇)となりました。   

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参考リンク

毎月勤労統計調査 令和4年分結果確報(厚生労働省HP)