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人事院が令和4年4月時点における、標準生計費を公表しました。標準生計費は、総務省の「全国家計構造調査」、「全国単身世帯収支実態調査」および「家計調査」に基づき、費目別、世帯人員別に算定したものです。

標準生計費は、次の5つの費目別に算定している。各費目の内容は、それぞれ「全国家計構造調査」、「全国単身世帯収支実態調査」及び「家計調査」の次に掲げる大分類項目に対応します。

  • 食 料 費 ・・・・・・・・・・・・・・・ 食料
  • 住 居 関 係 費 ・・・・・・・・・ 住居、光熱・水道、家具・家事用品
  • 被服・履物費 ・・・・・・・・・・ 被服及び履物
  • 雑 費 Ⅰ ・・・・・・・・・・・・・・ 保健医療、交通・通信、教育、教養娯楽
  • 雑 費 Ⅱ ・・・・・・・・・・・・・・ その他の消費支出(諸雑費、こづかい(使途不明)、交際費、仕送り金)

今年度の標準生計費は、世帯人数1人で114,480円と令和3年4月の114,720円より若干減少しました。また、2人世帯で178,930円(前年は192,350円)、3人で196,090円(同205,820円)、4人で213,240円(同219,300円)、5人で230,390円(同232,790円)と、全ての世帯人数ーで生計費が減少しました。前年より減少というのは実感と乖離するところですが、なお、今回の額は、本格的に値上げが進む時期より前のものであると思われますので、注意が必要です。

お問い合わせはお気軽に。043-245-2288

参考リンク

人事院「令和4年4月の標準生計費」(人事院HP,PDF)