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法務省が令和2年6月末現在における在留外国人数を10月9日に公表しました。今回はその結果を概観することにしましょう。

令和2年6月末の在留外国人数は,288万5,904人で,前年末に比べ4万7,233人(1.6%)減少となりました。当然、新型コロナウイルスの影響が大きいものと思われます。

在留資格別では,「永住者」が80万872人(対前年末比7,708人(1.0%)増)と最も多く,次いで,「技能実習」が40万2,422人(同8,550人(2.1%)減)でした。「技能実習」では「1号」のうち団体監理型がマイナス21.5%と大きく減少しており、新規入国が難しくなっていることが伺われます。「留学」もマイナス18.9%と大きく減少し、28万273人となりました。

一方、「技術・人文知識・国際業務」が28万8,995人(同1万6,996人)で6.2%増加しています。

ここのように、新型コロナウイルスの影響は在留外国人の動向にも大きく影響を与えていることがわかる結果となりました。

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参考リンク

令和2年6月末現在における在留外国人数について(法務省HP)