厚生労働省が、今年度の労働保険料の申告(年度更新)に関して、令和4年度途中での雇用保険料率の変更に伴う電子申請様式における労働保険保険料申告書(継続事業)の入力項目の取り扱いを発表しました。
令和4年度は年度途中で雇用保険料率が変更となることに伴い、電子申請による労働保険料の概算申告に係る申請書様式(継続事業)において、一部の入力項目の取扱いが変更となります。この取扱いは、概算保険料の申告、増加概算保険料の申告及び年度更新申告手続に共通します。具体的には、労災保険と雇用保険の算定基礎額の見込額が同額である場合であっても、労災保険と雇用保険の概算保険料額を別々に算定する必要があるため、
- 概算・増加概算保険料算定内訳について、以下の項目には入力ができません。
- 「労働保険料の保険料算定基礎額の見込額」
- 「労働保険料の保険料率」(年度更新申告手続では従来から入力不可)
- 「雇用保険分の保険料率」(年度更新申告手続では従来から入力不可)
- 概算・増加概算保険料算定内訳について、以下の項目には保険料率が表示がされません。
- 「労働保険料の保険料率」
- 「雇用保険分の保険料率」
- 雇用保険分の概算・増加概算保険料額は自動計算されません。
- 概算・増加概算保険料額を直接入力してください。
- QA方式では雇用保険分の概算保険料額を入力可能としました。
なお、申告書の帳票レイアウトに変更はありません。
参考リンク
令和4年度途中での雇用保険料率の変更に伴う電子申請様式における労働保険 保険料申告書(継続事業)の入力項目の取り扱いについて(厚生労働省HP、PDF)