• 経団連が「2018年度・新卒採用に関するアンケート調査結果」を公表
  • 「前年より売り手市場(学生側が有利)」と回答した企業が3年連続で8割以上となった
  • 選考に当たって特に重視した点については、「コミュニケーション能力」が第16年連続で第1位だった

写真は記事の内容は関係ありません。

一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)が「2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」を公表しました。売り手市場と言われて久しい新卒市場で、加盟企業がどのように回答しているのかは興味深いところです。

アンケート結果によれば、やはりというべきなのか、「前年より売り手市場(学生側が有利)」と回答した企業が3年連続で8割以上となりました。売り手市場感は年々増しているというのが実感のようです。

このように感じる理由は何か、アンケート結果を見ていくと、広報活動において、自社の企業説明会や合同企業説明会に参加する学生数が減少したとの回答が約5割に達したこと、他社の内々定を保持したまま面接を受けに来る学生が増加したと回答した企業が6割に上ったことなどは大きいのではないかと推測されます。

なお、選考に当たって特に重視した点については、「コミュニケーション能力」が第16年連続で第1位、「主体性」も10年連続で第2位でした。引き続きコミュニケーション能力を重視する企業の姿勢が伺えます。

参考リンク

2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果(経団連HP,PDF)

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