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「厚生労働省が特別休暇制度導入事例集2021」を公表しました。特別休暇とは、休暇の目的や取得形態を任意に設定できる法定外の休暇を指します。病気休暇やボランティア休暇などのほか、従前から多くの企業で導入の見られる慶弔休暇や夏季休暇も、企業により任意に設定された特別休暇です。

今回厚生労働省が作成した事例集では、特別休暇の中から、次の3つを中心に取り上げています。

  1. 病気等に備えた年次有給休暇の取得控えを防止し、年次有給休暇の取得促進につながっている休暇(病気休暇等)
  2. 裁判員の選任等従業員自身がコントロールできない事情に応じたセーフティネットとなる休暇(裁判員休暇、災害休暇等)
  3. 地域ボランティア活動への参加など従業員の行動変容のきっかけづくりとなる休暇(ボランティア休暇、骨髄ドナー休暇)

特別休暇は従業員に安心感を与えるとともに、会社独自のカラーを出せる部分でもあります。本事例集では、15の事例が紹介されていますので、これらを参考に自社でも役立ちそうなものについては、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

お問い合わせはお気軽に。043-245-2288

参考リンク

特別休暇制度導入事例集2021(令和3年度)(厚生労働省HP、PDF)