世界のハローワークからVOL016:ハローワーク品川

総務省が労働力調査(基本集計)の平成30年度(2018年度)平均(速報)結果が公表されました。

まずは、雇用状況です。2018年度平均の完全失業率は2.4%となり、前年度に比べ0.3ポイント低下し、平均の完全失業者は166万人と,前年度に比べ17万人減少しました。

一方、 就業者は6681万人と、前年度に比べ115万人増加、 就業率は60.2%と,前年度に比べ1.1ポイント上昇しました。

では、その中身、つまり正規従業員と非正規従業員はどうなっているのでしょうか。 2018年度平均の正規の職員・従業員は3494万人と,前年度に比べ52万人増加しましたが、非正規の職員・従業員は2132万人と、こちらも71万人増加 しました。このように非正規の方がより増加したのは、これまで労働市場に出ていなかった高齢者や女性の就業が進んだこともあると思われますが、正規従業員がそれほど伸びていないことは気になるところです。

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参考リンク

労働力調査(基本集計) 平成30年度(2018年度)平均(速報)結果(総務省HP)