R7労災発生状況が公表

厚生労働省が、令和7年の労働災害発生状況を公表しました。

令和7年1月から12月までの新型コロナウイルス感染症へのり・患によるものを除いた労働災害による死亡者数は700人(前年比46人・6.2%減)と過去最少となりました。また、休業4日以上の死傷者数は135,333人(前年比385人・0.3%減)となりました。

令和7年労働災害発生状況の概要は以下の通りです。

  1. 死亡者数
    • 死亡者数は700人(前年比46人・6.2%減)と、過去最少となった。
    • 業種別では、件数の多い順に、建設業が214人(前年比18人・7.8%減)、製造業が115人(同27人・19.0%減)、陸上貨物運送事業が80人(同28人・25.9%減)、商業が61人(同6人・10.9%増)となった。
    • 事故の型別では、件数の多い順に、「墜落・転落」が186人(前年比2人・1.1%減)、「交通事故(道路)」が126人(同3人・2.4%増)、「はさまれ・巻き込まれ」が117人(同7人・6.4%増)となった。
  2. 休業4日以上の死傷者数
    • 死傷者数は135,333人(前年比385人・0.3%減)となった。
    • 業種別では、件数の多い順に、製造業が26,371人(前年比305人・1.1%減)、商業が23,128人(同1,089人・4.9%増)、保健衛生業が19,291人(同424人・2.2%増)、陸上貨物運送事業が15,632人(同660人・4.1%減)となった。
    • 事故の型別では、件数の多い順に「転倒」が37,195人(前年比817人・2.2%増)、腰痛等の「動作の反動・無理な動作」が22,166人(同52人・0.2%減)、「墜落・転落」が20,864人(同165人・0.8%増)となった。

以上のように、死亡者数・休業4日以上の死傷者数ともに全体では減少しました。一方、「商業」で死亡者数・休業4日以上の死傷者数ともに増加、「保健衛生業」で休業4日以上の死傷者数が増加しました。このように第三次産業の一部で死亡にはいたらないものの休業4日以上の死傷者が増加しています。

労働災害を減少させるために国や事業者、労働者等が重点的に取り組む事項を定めた中期計画である「第14次労働災害防止計画」(令和5年度~令和9年度)では、令和9年までに令和4年比で「建設業及び林業においてそれぞれ死亡災害を15%以上」、「製造業における機械によるはさまれ・巻き込まれの死傷者数を5%以上、陸上貨物運送事業の死傷者数を5%以上」減少させること等を目標にしています。

厚生労働省では、計画の第4年度となる令和8年度においても、引き続き、目標の達成に向け、労働者の作業行動に起因する労働災害対策、高年齢労働者、多様な働き方への対応や外国人労働者等の労働災害防止対策、陸上貨物運送事業、建設業、製造業や林業への対策、労働者の健康確保対策、化学物質等による健康障害防止対策などに取り組むとしています。

お問い合わせはお気軽に。043-245-2288

参考リンク

令和7年の労働災害発生状況を公表~死亡者数は過去最少、休業4日以上の死傷者数は横ばいの状況~(厚生労働省HP)

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