東京都がフェムテック導入奨励金を創設
東京都では、生理やPMS(月経前症候群)、更年期症状、産後のホルモンバランスの乱れなど女性特有の体調不良は、女性が仕事を続け、活躍していく上でハードルとなることがあることから、職場環境の課題等についての声を広く収集し、好事例の発信や奨励事業を実施することにより、企業・従業員双方の意識を高め、働く女性のウェルネス(心身の健康)を向上させていくムーブメントを創出するための取組みを実施してます。
ここでは、「フェムテック導入による職場環境の整備等奨励金」について、概要をみていきましょう。
フェムテックとは、Female(女性)と Technology(技術)からなる造語であり、月経や更年期などの女性特有の健康課題について、先進的な技術を用いた製品・サービスにより対応するものをいいます。東京都は、フェムテック製品・サービスを新たに導入し、福利厚生制度の整備や拡充等に取り組む都内企業等に対して、その取組を奨励する事業を実施します。
本奨励金は、要件を満たす奨励対象事業者が、奨励事業実施期間内に、奨励事業の取組事項全てを実施した場合に奨励金として10万円が支給されます。
| 取組事項 | 内容 | |
|---|---|---|
| 1 | 社内意向調査の実施 | 社内意向調査を実施し社内の女性従業員が抱える健康課題を把握した上で、取組事項2で実施する事業を決定してください。 |
| 2 | 女性特有の健康課題と仕事の両立を可能とする職場環境整備のため実施する事業の実施 | 次のいずれか1つを実施してください。 (1) フェムテック製品・サービスの新たな導入による福利厚生制度整備事業 (2) 女性特有の健康課題への支援を目的とした新たな設備整備事業 |
| 3 | 相談窓口の設置 | 整備した福利厚生制度又は設備に関する問合せ等に対応する相談窓口を社内に新たに設置してください。 |
| 4 | 社内説明会の実施 | 都内に勤務する全従業員を対象に、次の①~③について情報提供を行ってください。 ①社内意向調査の集計結果・概要 ②福利厚生制度又は設備の概要及び運用ルール等 ③相談窓口 |
具体的な対象となる事業は、次表で示されています。

本奨励金の対象事業者は次の要件を全て満たす必要があります。
- 都内で事業を営んでいる企業等であること
- 都内に勤務する常時雇用する労働者の女性を2人以上雇用していること
- 知事がホームページ等で企業名等及び取り組んだ奨励事業の内容等について公表することに同意していること
本助成金の受給までの流れは次の通りです。

本奨励金の申請にあたっては、事前エントリーが必要です。事前エントリーでは、本奨励金の申請意思が本申請に先立って確認されます。
なお、本奨励金は、予定数を上回る申込みがあった場合には抽選を行い、申請可能企業が決定されます。交付申請書類の提出は申請可能企業確定後になります。



