令和2年の一般労働者の給与は微増

厚生労働省が令和2年賃金構造基本統計調査の結果を公表しました。なお、令和2年は新型コロナウイルス感染症の影響により、例年と比べて要件を満たす労働者の割合が減少しており、公表値もその影響を受けている可能性があることに留意が必要です。

まず、一般労働者(短時間労働者以外の労働者)の賃金(月額)についてみると、男女計で307,700 円(前年比0.6%増)となりました。なお、対象となった労働者の年齢は平均43.2 歳、勤続年数11.9 年でした。男女別では、男性338,800 円(同0.8%増)、女性251,900 円(同 0.8%増)でした。なお、男女間賃金格差は、男を100とした場合74.4と大きな開きが見られました。

次に新規学卒者の学歴別にみた賃金(月額)では、大学院卒が255,600円、大学卒が226,000 円、高専・短大卒が207,200 円、高校卒が177,700 円でした。なお、新規学卒者の賃金については、通勤手当を含む値となっているなど、令和元年以前の「初任給額」とは異なる方法により集計されています。

最後に短時間労働者の賃金(1時間当たり)では、男女計1,414 円で昨年と比べて8.4%増となりました。しかし、これは令和元年調査までは、1時間当たり賃金が著しく高い一部の職種の労働者について集計対象から除いていたところ、令和2年調査より短時間労働者全体を集計対象に含む調査方法に変更していることも影響していると考えられますので、単純に比較することはできません。

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参考リンク

令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況(厚生労働省HP)

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