2つの新入社員意識調査から見えてくるものは

例年この時期になると今年度の新入社員に関する意識調査の結果が公表されます。先日、産業能率大学総合研究所が「2019年度 新入社員の会社生活調査」を、日本生産性本部が「平成31年度 新入社員働くことの意識調査結果」をそれぞれ公表しました。

両調査の結果を見ると「ワーク」と「ライフ」のうち「ライフ」を重視する傾向が引き続き強まっていることがわかります。たとえば、産業能率大調査では、「1か月間にどの程度の残業時間なら許容できるかを尋ねたところ、「21時間以上は軒並み減少する一方で、「1~10時間」が昨年度を大きく上回り過去最高の18.3%とな」ったことが報告されています。一方、生産性本部調査でも、 「人並み以上に働きたいか」という質問について、「『人並みで十分』が昨年度に続き過去最高を更新(61.6%→63.5%)」、また、「デートか残業か」を尋ねた質問では、「デート」が36.0%と3人に1人を超えました。 このような調査結果を知ると「最近の若者は・・・」という声が聞こえてきそうです。

本調査はともに3月から4月に実施された調査なので、今ではまた考え方も変わってきているだろうと思いますが、全く正反対になるわけでもないと思われます。しかも、どの企業もどの現場も人手不足に頭を痛めているのが現状です。社員の一員としてやるべきこと、求める人物像を明確に示すなどの工夫によって、認識のギャップを埋めていくような努力が求められているように思われます。

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参考リンク

2019年度 新入社員の会社生活調査(第30回)(産業能率大学総合研究所HP)

平成31年度 新入社員働くことの意識調査結果(日本生産性本部HP)

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