7月16日に開催された第61回中央最低賃金審議会で、今年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられました。

今年度の最低賃金額改定の目安については、A~Dランク全てにおいて28円とされました。

今後は、各地方最低賃金審議会で、この答申を参考にしつつ、地域における賃金実態 調査や参考人の意見等も踏まえた調査審議の上、答申を行い、各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することとなります。

今年度の目安が示した引上げ額の全国加重平均は28円となり、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額となります。また、引上げ率に換算すると3.1%となっています。

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参考リンク

令和3年度地域別最低賃金額改定の目安について(厚生労働省HP)