世界のハローワークからVOL014:ハローワーク新宿

厚生労働省が、令和6年3月に高校や中学を卒業する生徒について、令和5年7月末現在のハローワーク求人における求人・求職状況を公表しました。対象は、学校やハローワークからの職業紹介を希望した生徒です。

高校新卒者については、求人数が約44万4千人で、前年同期比 10.7%の増となる一方で、求職者数は約12万6千人で、同 5.5%の減となりました。この結果、求人倍率は3.52 倍で、同 0.51 ポイントの上昇となりました。特に東京では求人倍率が10倍を超えました。また千葉県でも3.15倍という高い求人倍率となっています。このように、高卒の求人も非常に高い求人倍率となっており、人材獲得競争が激化しているといえます。

中学新卒者は、求人数は706 人で、前年同期比 8.8%の増となりました。これに対して、求職者数は677 人で、同 6.9%の減となり、求人倍率は1.04 倍で、同 0.15 ポイントの上昇となりました。

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参考リンク

令和5年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ(7月末現在)(厚生労働省HP)