世界のハローワークからVOL024:ハローワーク木場

厚生労働省が、令和5年3月に大学や高等学校などを卒業して就職を予定していた方(以下「新卒者」という。)のうち、内定取消しや入職(入社)時期繰下げ(延期)となった方の状況(令和5年6月末現在)を公表しました。

新卒者を雇い入れようとする事業主等は、内定取消しや入職時期繰下げを行う場合、ハローワークに通知する必要があり、今回の取りまとめはそれらの通知内容を集計したものです。その結果、内定取消しを行った事業所は25事業所、内定取消しとなった新卒者は42人でした。なお、令和4年3月新卒者の内定取消しは27事業所で内定取消しとなったのは50人でした。水準としては、おおむね新型コロナ感染症流行前に戻りました。

産業別でみると製造業が最も多く5事業所で内定取消しとなったのは10人でした。また、規模別でみると99人以下の事業所が最も多く、それぞれ20事業所で30人でした。

なお、内定取消しが「事業活動縮小を余儀なくされているとは明らかに認められない」などの場合に、求職活動をする学生の適切な職業選択に役立つよう、事業所名を公表できることになっています。しかし、令和5年3月新卒者に係る内定取消しについては、公表対象となる事業所はありませんでした。

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参考リンク

令和5年3月新卒者内定取消し等の状況を公表します(厚生労働省HP)