キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を開発・運営する株式会社ライボの調査機関『Job総研』は、587人の社会人男女を対象に「2024年 ハラスメントの境界線調査」を実施し、ハラスメントの境界線の認識と意識や、ハラスメントへの敏感さと年代別割合、また職場でハラスメントが気になった経験と話題などについて、調査を行い、結果を公表しました。

本調査のうち、ハラスメントの境界線について尋ねた質問では、「正しく認識している(26.2%)」「認識しているつもりだが正しいかは曖昧(47.7%)」と認識していると自覚している割合が7割を超える結果でした。この結果は、ハラスメントへの意識の高まりや、企業でハラスメント研修等が広く実施されるようになったことにより、理解が高まっているのかもしれません。

また、年代別で見ると40代で「正しく認識している」が31.7%と最も多くなっています。一方で、ハラスメントの風潮に関する意識について「気にしすぎだと思う派」が56.8%で過半数を占めており、特に40代では63.4%で最多となる結果でした。上記のアンケートでは最も正しく認識していると回答した40代が、ハラスメントに過敏になりすぎていると感じている割合が多くなっている点は、ハラスメントを気にするあまり疲れている精神状態を表しているのかもしれません。

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参考リンク

Job総研「2024年 ハラスメントの境界線調査」を実施(Job総研HP)